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First Steps in SAP S/4HANA SD入門 ファーストステップSAP S/4HANA SD入門
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本書は、SAP S/4HANAのSDモジュールの概要を説明するものです。架空の企業を例にして、受注、出荷、請求、入金の一連の業務プロセスを学ぶことができます。それらの業務をSDでは受注伝票などの伝票類とマスタデータで管理しています。マスタデータとしては品目マスタ、ビジネスパートナを中心に、受注や価格設定とどのように関連しているかを説明します。明細カテゴリ、利用可能在庫確認、テキストなどのカスタマイズパラメータや付随機能についても言及します。契約、見積書、返品、カスタマーサービス、デビットメモ、クレジットメモなどの販売前、そして、販売後のプロセスも学ぶことができます。最後にFioriで大きな改善がなされたレポートも紹介します。
ケーススタディ的なアプローチでスクリーンショットを数多く用いていますので、S/4HANAのSDの使用が初めての方でも基礎知識を身につけることができます。
- SAP S/4 HANA SDモジュールの概要の説明
- 受注伝票など様々な種類の伝票の紹介
- ビジネスパートナや品目マスタなどのマスタデータの解説
- ケーススタディやスクリーンショットを豊富に使用
Reading Example
2-1 伝票登録のお手伝い
ローレンはカスタマーサービス担当であるヴァネッサの席に行きました。
「これが昨日来た注文なんだけど、まだシステムに入力できてないのよ」と、ヴァネッサは紙の束を指して言いました。「前だったら、もうとっくに終わってるんだけど、SAPの使い方がまだよくわかってないのよね。」
「最初、ちょっと教えてもらえますか。その後、多分、一人でできると思います。」ローレンはそう言って、自分のノートPCを開きました。
彼女はブラウザを開き、トレーニングマニュアルにあるURLを入力しました。表示された画面でユーザIDとパスワードを入力し、ログオンボタンを押しました(図 2.1参照)。

図 2.1: Fioriログオン画面
ログオン後、図 2.2の画面が表示されました。

図 2.2: Fiori Launchpad(ローンチパッド)
彼女はマニュアルを見て、この画面がLaunchpad(ローンチパッド)であるとわかりました。四角のタイルを押すと、いろいろな画面に遷移できるのですが、彼女が探している受注登録のタイルが見つかりませんでした。少し下にスクロールするとそのタイルが見つかりました(図 2.3参照)。

図 2.3:受注登録のタイル
受注登録のタイルをクリックすると、受注登録画面が表示されました(図 2.4参照)。販売伝票登録と表示されていますが、受注伝票は販売伝票の1つです。他の販売伝票としては返品伝票などがあります。

図 2.4: 受注登録①
「むむ。これらの項目はなんだろう。受注タイプ、販売組織、流通チャネル…何を入れるのかな。」彼女は思いました。
ヴァネッサは言いました。「普通の受注だから受注タイプにはZORを入力して、販売組織、流通チャネル、製品部門には1710、10、00を入力してね。私たちはアメリカだから。」
ローレンは図 2.5のように入力しました。

図 2.5: 受注登録②
ローレンはこれらの項目の意味が気になりましたが、ヴァネッサはそんなことは気にせず、紙の受注書をローレンに渡してきました。「じゃあ始めましょうか。マニュアル見ながらやってみて。質問があったら聞いてね。」
ローレンは受注書を見て、画面への入力を始めました。しかし、マウスをクリックしても何も起きませんでした。

図 2.6: 受注登録③
ちょっと違うような気がしましたが、追加メニューを押してみました(図 2.6参照)。

図 2.7: 受注登録④
すると、ドロップダウンメニューが表示され(図 2.7参照)、販売伝票 • 登録をクリックしようとしました。しかし、登録はグレイアウトされていました。すると、ヴァネッサが笑顔で言いました。「ちょっと不親切よね。そこはEnterを押すだけよ。続行を押してもいいわ。」
ローレンはEnterを押すと、図 2.8の画面が表示されました。

図 2.8: 受注登録(概要画面)
「うわあ、もっとたくさん出てきちゃった。」ローレンはドキドキしながら思いました。しかし、ヴァネッサにそれを気付かれたくなかったので、受注書に視線を移しました。
受注書には得意先名が書いてありました。彼女はまず得意先から始めようと思い、画面上で得意先を入れる項目を探しました。
ヴァネッサはローレンが苦労しているのを見て、言いました。「最初、ちょっと私がやってみようか?」
「お願いします。」ローレンは言いました。
「得意先はFast Bikesだから、そのIDを受注先ってとこで探すのよ(図 2.9参照)。」

図 2.9: 受注登録の受注先
「受注先にカーソルを合わせてF4ボタンを押すと、コードを検索できるわ(図 2.10参照)。」

図 2.10: 得意先検索
「いくつかタブがあるけど、いろんな検索方法が用意されているわ。だけど、いつも営業グループ別の得意先を使っているわ。」ヴァネッサは言いました。「他には得意先(一般)と得意先(住所属性別)があるけど、検索に使える項目が違うだけで、得意先を検索するって意味では同じよ。私がいつも使っているのは営業グループ別の得意先なんだけど、私たちが使う販売組織の得意先だけが検索対象になって、他の販売組織の得意先は出てこないから使いやすいのよね。」
ローレンはうなずきましたが、まだどういう仕組みかよくわかりませんでした。
ヴァネッサはさらに言いました。「コツがあって名称ってところに得意先の名前とアスタリスクを入れるのよ。アスタリスクでワイルドカード検索できるわ。探したいのはFast Bike社だから、Fastって入れた後に、アスタリスク(*)を入れるの(図 2.11参照)。もしアスタリスクを入れないと、完全に一致する名前を入れないとHITしないわ。」

図 2.11: 得意先検索
「これでシステムはFastで始まる得意先を探すわ。Fast bikeとかFast timesとかね。Enterを押すと、結果が出るわ(図 2.12参照)。

図 2.12: 得意先検索結果
「1件しか検索されなかったから、Fastではじまる得意先は1つだけってことね。その行をダブルクリックすると、その得意先のコードが受注先に表示されるわ(図 2.13参照)。」

図 2.13: 受注登録の受注先
「もう一度、Enterを押すと、出荷先にも同じ値が入るわ(図 2.14参照)。」

図 2.14: 受注登録の得意先参照
「あれ、なんで出荷先が入らないのかしら。間違えた。先に発注番号を入れないと。ここには得意先側で管理している発注番号を入れるの。SAPでは得意先参照と呼んでいるわ。得意先にとっては発注だから、その発注番号を得意先参照番号に入れるってことね。彼らにとっての発注は私たちにとっての受注ね。」
「ほら、発注番号を入れると出荷先にも値が入るわ(図 2.15参照)。

図 2.15: 受注登録の出荷先
「得意先名の右に、住所も表示されるわ。今までのところは大丈夫ね?」
ローレンはうなずきました。
ヴァネッサは言いました。「次は品目を入れるわね。得意先がほしいのは、自転車用メガネを10個で、その品目コードはMZ-FG-R200ね。少しスクロールしたら、明細欄があるわ(図 2.16参照)。」

図 2.16: 受注伝票明細—品目の入力
ヴァネッサは品目コードと数量10を入力し、Enterを押しました(図 2.17参照)。」

図 2.17: 受注伝票明細
ローレンは画面に品目の名称やその他の項目に値が表示されるのを確認しました。また、明細欄には複数の品目が入力できるんだろうなと思いました。その後、保存ボタンを押すと、左下にメッセージが表示されました(図 2.18参照)。
「保存ボタンを押すとシステムに受注内容が保存されるわ。もし何かエラーがあったら、保存されずにエラーメッセージが出るわ。保存されると、受注番号が表示されるわ。この受注の受注番号は32185ね。」ヴァネッサは言いました。

図 2.18: 受注登録のメッセージ
「保存した後は照会や変更ができるようになるわ(図 2.19参照)。

図 2.19: 受注変更画面
「はい、これでおしまい」ヴァネッサは言いました。
ローレンはだいたい要領をつかめた気がしましたが、自動入力された正味額、出荷ブロック、総重量などの項目が気になりました。
ヴァネッサは書類をつかみ、ローレンに渡しました。「自席に戻って他の受注を入力しましょう。できるだけがんばって!3時にどこまで進んだか確認しましょう。」
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